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落陽が北の山を染めてから随分経つ。世界はすっかり暗闇に包まれていた。
犬と人が山の澄んだ泉の傍に現れた。辺りは静けさに満ちている。
フクロウが鳴く夜更けには一人と一匹しかいない。
易者として【星見の狗】と呼ばれる一人と一匹であり人の方は魔法使いなのである。
ん?と言いたげな様子で犬は首を傾げ様子を伺った。
自由なんだけどね、どう呼んでもどう捉えてくれても。と人は呟いた。
んー、まあ好きにしてほしい僕も好きにするから。と言葉を続けて。
ファクターとなる犬毛を泉に落とすと辺りに風が舞った。
んー…この感じと人は目を閉じる。犬は遠吠えをひとつ吠える。
魂が燃えているのを感じた。あの橙色の星のように。
じーっと見つめた水面に星が瞬く。今夜も誰かの運命の激変を占う。
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【アトガキ(というネタバレ)】
ライフエンジンファンタジーの創作文です。がんばった!
設定とか練り練りして考えるの楽しいですね。もっと色々考えたい。
今のところ名前(通称名)は
人:プロキオン(こいぬ座)犬の先駆。犬に先立つもの。黄色い星。
とかかなぁ… 。人の方は年齢性別不詳な感じにしたい(自称他称がちらほら変わったりする)。
☆☆☆☆☆下に今回の文章のネタバレしておきますね☆☆☆☆☆
……ネタバレというのは行の頭文字を縦読みすると……ってやつです。「ライフエンジンファンタジー」…まあそれだけなんで大したことないですが。
っにしても「ン」が多すぎた……3文字はキツかった…(笑)。
お読みいただきありがとうございました。